キッチンの解説♪
2024年05月19日
キッチンのメリット・デメリット!それぞれの解説♪
こんにちは!株式会社としぶん ガマホームです♪
今回は、料理好きの方必見!キッチンの種類や特徴について解説して参ります!
キッチンというと、リビングに面しているカウンタータイプのものを思い浮かべる人もいれば、壁に面している壁付きタイプのものを思い浮かべる人もいます。
キッチンにはいくつもの種類があり、その特徴も多種多様。
家庭や生活スタイルに合ったものを選ぶことが大切です。そんなキッチンの種類と特徴を紹介します。ぜひご覧ください。
キッチンには「オープン」と「クローズド」の2つのタイプがある
はじめに、キッチンには大きく「オープンキッチン」と「クローズドキッチン」の2つのタイプがあることを覚えておきましょう。
オープンキッチンとは、ダイニングやリビングを見渡せるような作りになっているタイプで「対面キッチン」とも呼びます。近年人気が高いカウンターキッチンはこちらの作りです。
開放感があり、料理をしながら家族と話せるのがオープンキッチンの特徴です。
一方でクローズドキッチンとは、1つの部屋のように壁や戸棚で囲まれているキッチンを指します。
正面部分の壁を一部なくし、会話や食器の受け渡しができるセミクローズキッチンもあります。
昔から馴染みのある作りをしていて、散らかっていてもダイニングやリビングからは見えないという特徴があります。
近年は需要の高さからオープンキッチンが増えていますが、片付けが苦手な人や、よくお客様を自宅に招くという人は、クローズドキッチンのほうが使いやすいことも。
どちらが自分たちの生活に合っているかを考えてみてください。
キッチンの種類と特徴
ここからは、さらに細かくキッチンの種類と特徴を紹介していきます。
■オープンキッチン
・アイランドキッチン
アイランドキッチンとは、文字どおりアイランド(島)のようにどの面も壁に接していないキッチンのことです。オープンキッチンの代表ともいえる種類で、とても開放感があります。
ダイニングやリビングにいる人と話しやすい、テーブルまで料理を運びやすいなどがアイランドキッチンのメリット。一方デメリットは設置には広いスペースが必要になります。
■クローズドキッチン
・独立キッチン
独立キッチンは、作業台自体がダイニングやリビングから独立している、個室タイプのキッチンのことです。
ダイニングやリビングと離れていることから、壁付けキッチン以上に料理に集中しやすいのが独立キッチンのメリットです。ダイニング、リビングへ汚れやニオイが広がることを気にする必要もありません。
一方で配膳や片付けがしにくいのはデメリットといえるでしょう。また、人によっては料理中に孤独を感じてしまうこともあります。
■オープン、クローズドどちらも対応
・L型キッチン
L型キッチンは、シンクとコンロが直角に配置され、キッチン全体がL字型になっているキッチンのことです。一面だけ壁付けにすればオープンタイプに、部屋の角に壁付けで設置すればクローズドタイプになります。
調理台のスペースが広いので、効率的に料理できる点がL型キッチンのメリットです。また、体の向きを変えるだけでシンク、コンロを使うことができ、移動の負担も少ない作りとなっています。
しかし、コーナー部分はあまり使い勝手が良くなく、デッドスペースになってしまうことがあります。
・I型キッチン
I型キッチンはコンロ、作業台、シンクが一直線に並んでいるキッチンのことです。一般的な住宅でもっともよく使われている種類で、販売されている商品にも豊富なバリエーションがあります。
レイアウトによってオープンにもクローズドにもでき、多くのニーズに応えられるのがI型キッチンのメリットです。また、造作壁(腰壁)と呼ばれる高さのある壁をつけることで、手元が散らかっていてもダイニングやリビングから見えないようにすることができます。
ただし、動線が限られていることから2人以上で料理をする時には使いづらいというデメリットがあります。
・Ⅱ型キッチン
Ⅱ型キッチンは、シンクの備わっている台とコンロの備わっている台がわかれ、「Ⅱ」の文字のように並行になっているキッチンのことです。「セパレートキッチン」と呼ばれることもあり、組み合わせによってオープンタイプにもクローズドタイプにもなります。
シンクの台とコンロの台が並行に並んでいることから、作業動線が短く少ない動きで効率的に料理できるのがⅡ型キッチンのメリットです。また、その構造上2人以上で料理をするシーンにも向いています。
デメリットは、シンクからコンロ、コンロからシンクへ食材や調理器具を移動する際に、水などが床に垂れてしまう可能性がある点です。床が汚れやすく、場合によっては掃除の手間がかかります。
・U型キッチン
U型キッチンはコンロ、シンク、カウンターの3面が、上から見た時に「U」の字のように配置されているキッチンのことです。「コの字型キッチン」と呼ばれることもあり、組み合わせによってオープンタイプにもクローズドタイプにもなります。
メリットは、通常より作業台が多いことから作業スペースがとりやすいこと。コンロやシンクはもちろん、カウンターや冷蔵庫にもアプローチしやすく、使い勝手は抜群です。
デメリットはL型キッチンと同様に、コーナー部分がデッドスペースになりがちなこと。また、設置するためには広いスペースが必要であることにも注意しましょう。
キッチンの種類の選び方
以上で紹介したように、キッチンには多くの種類があることがわかりました。
このため、キッチン選びを適当にしてしまうと、使いづらかったり、イメージと違ったりなんて問題が起こる可能性が考えられます。
では、どのような点に注目してキッチンの種類を選べば良いのでしょうか?以下で選び方を解説していきます。
使い勝手で選ぶ
料理をよくする人とあまりしない人、本格的な料理を作る人と簡単な料理で済ませる人では、キッチンに求める機能が異なります。このため、自分にとって使い勝手が良いかをチェックして、キッチンの種類を選びましょう、
例えば料理をよくする人なら、近年人気のあるオープンキッチンよりも、壁に向かって作業に集中できるクローズドキッチンのほうが使いやすいという人が多いです。
一方であまり料理をしない人は、オープンタイプとクローズドタイプ、どちらを選んでも変わりありませんが、L型やコの字などクセのある形状のキッチンは少々使いづらいと感じるようです。
収納スペースで選ぶ
料理をよくする人なら、収納スペースの広さで選ぶことも大切です。
もっとも収納スペースをとりやすいのは独立キッチンで、カップボード、吊戸棚、吊り下げ収納など、いくつも収納を増やせます。
調味料や調理器具にこだわりがある人は、できるだけ収納スペースを確保しやすいキッチンを選ぶのがおすすめです。
生活スタイルで選ぶ
一人で料理をする、家族と一緒に料理をする、よくお客様を自宅に招くなど、生活スタイルによっても適したキッチンは変わります。
人と話しながら料理をするのならオープンキッチン一択です。中でもⅡ型キッチンは、家族や友人と一緒に料理をするシーンにぴったり。誰かと一緒に料理をする機会が多い人におすすめです。
一人で料理をする人や、料理中の姿や手元を極力見せたくないという人にはクローズドタイプがおすすめ。特に独立キッチンは、ダイニングやリビングの汚れ、ニオイを軽減できるのが他のキッチンにはない魅力といえます。
キッチンをリフォームする時のポイント
最後に、キッチンをリフォームする時のポイントについても解説します。
新築住宅の場合、キッチンを軸に間取りを決めることができるため自由度の高い設計が可能ですが、リフォームの場合は配管などによりレイアウトが制限されることがあります。
キッチンのリフォームには大きなお金がかかるので、できるだけ後悔のないようにしたいものです。
以下のポイントを押さえれば失敗のリスクがぐっと減るので、ぜひ目を通してみてください。
スペースをチェックしておく
キッチン本体のサイズは同じでも、オープンの場合とクローズドの場合では必要最低限のスペースに差があります。
クローズドでは問題なく設置できたキッチンも、オープンにしてみると作業スペース確保の都合上、ダイニングやリビングが狭くなってしまう恐れがあります。
このように、設置スペースに合わないサイズのキッチンを設置してしまうと、料理中はもちろん、それ以外のダイニング、リビングで過ごす時間も快適とはいえなくなってしまいます。
キッチンをリフォームする時はどの程度のスペースを確保できるのか、必ずチェックしておきましょう。
配管の位置をチェックしておく
レイアウトを大きく変更する場合、ダクトや給排水管、配線などの位置変更をともなう可能性があります。
しかし、配管の位置次第では希望していた場所にダクト、給排水管、配線などを移動できないこともあるため、事前にチェックしておくことが大切です。
予算を決めてからキッチン選びをする
キッチンをリフォームする時は、新しく買い替えるキッチン本体の費用はもちろん、場合によっては壁やフローリングの取り壊し、ダクトや配管の延長といった作業にともなう工事費用も発生します。
大きなお金が動くので、事前に予算を決めて、予算に合わせたキッチン選びをしましょう。
まとめ
この記事ではキッチンの種類と特徴を紹介しました。
種類によって異なるメリット、デメリットを持つからこそ、リフォームの時はきちんと家庭や生活スタイルに合ったキッチンを選ぶことが大切です。
弊社、株式会社としぶん ガマホームでは不動産の売買のみならずリフォームのご相談も承っております。
住宅のメンテナンスでも活躍するリフォームなので一度見直してみましょう♪
お気軽にご相談ください♪