ガス設備はいくつある?2種類の解説♪
2024年05月18日
ガスの種類はいくつある?2種類のガス設備の解説♪
こんにちは!株式会社としぶん ガマホームです♪
給湯や暖房、キッチンなど、毎日の生活に欠かせないガス。ガスは大きく分けて2つの種類があります。
今回はそれぞれのガスの特徴や違い、選び方をご紹介!
ガスの種類は大きく2つ!それぞれの特徴は?
「家庭で使われているガスは大きく2種類に分類できます。
ひとつは、製造所で製造したガスをガス導管を通じて各家庭へ供給する都市ガス。
もうひとつは、ボンベに入っているLP(プロパン)ガスです。」
現在一般家庭で使われているガスは大きく分けて「都市ガス」と「LPガス」の2種類です。
それぞれの特徴をご紹介します。
都市ガス
都市ガスは1970年代までは石炭を原料にした石炭ガスが主流でしたが、現在は天然ガスを原料としているものが多く、主成分はメタンやエタン、プロパンなどです。
天然ガスは燃焼時の二酸化炭素排出量が少ないため、都市ガスは環境にやさしいエネルギーと言えます。
現在は全国で約200の事業者があり、事業者によってガスの成分は様々で、都市ガスの名でも成分によって13の種類に分けられています。
都市ガスで多く使われる天然ガスは空気より軽いため、万が一ガスが漏れた場合は天井側へ上昇して拡散しやすく、人体に有害な一酸化炭素も含んでいないため安全です。
各事業者のガス設備からガス管を通って供給されるため、ガス管が引かれているエリアのみで使用することができます。
LPガス(プロパンガス)
LPガスとは、Liquefied(液化) Petroleum(石油) Gas(ガス)の頭文字をとった言葉で液化石油ガスの略称です。
主成分はプロパンとブタンで、プロパンガスと呼ばれることもあります。
ガスは冷却したり圧力を加えたりすることで容易に液体になり、液体の状態では体積が気体の250分の1になるという特徴があります。
この特徴を生かして液体の状態のままボンベで各家庭へ運んで使用します。
ボンベで個別に供給が可能なので、災害時に復旧が早いというメリットもあります。
ガス事業者が自由に料金を設定できるため事業者によって料金の差があり、都市ガスと比較するとガス料金が高い傾向があります。
都市ガスとLPガスの違いを比較してみよう!
都市ガスとLPガスにはそれぞれメリットデメリットがあります。
自分はどちらを選べば良いのか?2種類のガスの相違点を比較してみましょう。
価格は都市ガスの方が安い
LPガスと都市ガスの料金を比較すると、全国ベースでLPガスの方が1.86倍も高い傾向にあります。
LPガスは業者が家庭へ直接ガスボンベの運搬、設置、点検を行わなくてはならず、そのための人件費が上乗せされているためです。
都市ガス料金の全国平均は基本料金が約900円程度、1㎥につき200~300円程度と言われています。
それに比べてLPガス料金の全国平均は基本料金が約2,000円程度、1㎥につき500円程度と高額です。
同様に1カ月間に20㎥のガスを使用したとすると都市ガスは4,900円、LPガスは12,000円となり大きな金額の差となります。
災害時の復旧はLPガスの方が早い
2つのガスは家庭へのガスの供給方法が異なります。
ガスボンベを個別に家庭へ供給するLPガスの方が災害時の復旧が早く行われる場合があります。
しかし都市ガスについても、地中のガス管を従来の金属から変形に強いポリエステル製に入れ替えるなど、災害で大きな被害を受けないよう維持・管理を行っています。
ガス機器の違いにも注意
ガスの成分によって使用できるガス機器は異なります。
LPガスの場合はどのガス会社と契約してもガスの成分は同じため、引っ越しをした場合でもLPガスである限りは同じガス機器を使い続けることができます。
都市ガスの場合は同じ「都市ガス」と言っていても、ガス会社によってガスの成分が異なる場合があります。
違うエリアに引っ越した際に、ガスの成分によっては同じガス機器が使えずに部品の交換が必要となる場合があります。
転勤などで引っ越す機会が多い方は、全国共通のLPガスの方がガス機器を使いまわすことができますね。
ガス主要2種類の特徴を学んで生活を楽に!
家庭で使われているガスには大きく分けて都市ガスとプロパンガスの2種類。
それぞれに特徴やメリットがあります。
・家庭で使われているガスは、天然ガスを主な原料としている「都市ガス」とプロパンを主な原料としているLPガスの2種類です。プロパンガスはボンベで個別供給ができるため災害時の復興が早いというメリットがありますが、ガス料金は都市ガスの方が安い傾向にあります。
・都市ガスは現在天然ガスを主原料とするものが多く、環境や人体にも優しいです。しかしガス供給会社からガス管を通して各家庭へ供給するという供給方法のため、現在はガス管が通っていない地域では都市ガスを利用することができません。
・都市ガスの原料として現在よく使われている天然ガスは、燃焼時に大気汚染や地球温暖化などの原因となる窒素酸化物や硫黄酸化物、二酸化炭素などの排出が少ないクリーンエネルギーです。世界各国で採掘が進められているため、供給と価格の安定が期待できます。
ガスの供給と言っても2種類しかございませんがそれぞれ全くの別物だということを理解できましたでしょうか?
自宅のことだけではなくライフラインも弊社、株式会社としぶん ガマホームではお取り扱いをしております。
不動産のことで分からないこと等ございましたらなんでもお気軽にご相談お待ちしております♪