不動産購入は価格交渉可能なのか?
2024年04月20日
不動産の金額交渉は可能なのか?
こんにちは!株式会社としぶん ガマホームです♪
本日は不動産購入の際に価格交渉はできるのかを解説してまいります♪
価格設定はどうするのか?
売主は、物件の査定を不動産業者に依頼して、査定結果を参考に成約価格を見込んで価格設定をします。
例えば、値下げ交渉を見越して高く売り出し価格を設定する場合があります。
したがって、買主側は、基本的には値下げ交渉をしてくると考えておきましょう。
そこで、ここからは不動産売却における価格交渉の流れについてご説明していきます。
不動産売却の流れ
不動産売却は下記のような流れで進みます。
1.不動産の価格査定をいくつかの不動産業者に依頼する。
2.不動産業者の査定結果をもとに売り出し価格を設定する。
3.売り出し価格が決まったら売出し開始。
4.売れない期間が続くと価格の値下げをする必要がある。
5.購入希望者があらわれると値下げ交渉の可能性がある。
6.契約金額がまとまれば売買契約の締結と同時に手付金を入金してもらう。
7.残金を入金と同時にお引渡し。
今回は「2」の価格設定、「4」売れない期間の値下げ、「5」購入希望者の価格交渉について取り上げてみたいと思います。
「1」の価格査定については下記の記事を参照ください。
それではまず始めに、「2」の価格設定について見ていきましょう。
売出価格とは?
不動産売却時には、複数の不動産会社に物件の査定を依頼するのが基本にはなります。
まず査定をしてもらわないことには売り出し価格の目安が分かりません。
また、不動産業者はあなたが複数の業者に査定を依頼していることを見越して、相場よりも高い価格設定をしてくることもあります。
そういったことを理解した上で、複数の業者からの査定価格をもとに売り出し価格を決めましょう。
また、売り出し価格を決める際にはどのくらいの期間で売却したいのかも重要です。
売出価格は売却を希望する時期に応じた価格設定にする
なるべく早く売りたいのであれば、査定価格より安めで売り出せば売れる可能性は高まりますが、ある程度余裕がある場合には、値引きを考慮して高めに価格を設定するのが良いでしょう。
例えば、3,000万円で売却したいという場合、値引きを考慮して3,300万円という売り出し価格でいったんは売り出ししてみるという方法があります。
こうした場合の上乗せの金額は、おおむね10~15%程度を目安に売り出し価格を決めてみるといいでしょう。
ほとんどのマンションは価格を安くすれば売れます。
売り出してすぐに売れてしまったマンションは、ある意味で価格設定を間違えたとも言えます。
そういった場合では、市況よりも売り出し価格に割安感があって「お買い得」物件になっていた可能性が高いです。
したがって、すぐに売却ができたということが想像できます。
それでは、ここから実際に売り出してから、起こる値下げ交渉について解説をしていきます。
不動産の値下げ交渉のポイント
不動産の購入希望者は、複数の物件候補の中から最終的に購入する不動産を決めます。
立地や間取りも大切ですが、価格は最も関心の高い要素の一つです。
また、長く売れ残った不動産は買主がつきにくくなります。
例えば、1カ月ごとに50万円ずつ値下げするなど、値下げ戦略を練っておく必要があります。
もし、半年先ぐらい後までには売りたいと思うのであれば、売り出し希望価格より150~200万円程度高めに売り出し価格を設定するなど値引き交渉を考慮した価格設定にしておきましょう。
もちろん、売出価格を決めるタイミングから、信頼できる不動産会社と戦略を一緒に寝ることが重要です。
不動産会社も媒介契約は3か月と期間が迫られている中ですので、真剣に話を聞いてくれることでしょう。
不動産の値下げ交渉のポイント①:タイミングが大事
不動産を売りに出し、広告を見て気に入った方が現れると、いくらで買いたいかを記載した申込書を受け取ることになります。それに対してあなたはいくらなら売りますという回答をすることになります。
いくらで買いたいか。という要望がもらえない場合は注意が必要です。
売り出ししてから3か月程度経過しても売れないという場合、例えば一気に売り出し希望価格に近い金額に見直しをしたりするといいでしょう。
加えて、お正月明けや年度末など不動産の動く時期に合わせて売り出しをするという考え方もありますので、売り出し時期も考慮しておく必要があります。
何カ月も同じ価格のまま、広告などが出回っていると、中々買い手も現れにくいです。
値下げのタイミングは誤らないようにしましょう。
不動産の値下げ交渉のポイント②:値下げ幅は最小限に
購入希望者は、基本的に値引き交渉をしてくると考えておきましょう。
あなたはいくらなら売るのか、いつまでに売りたいのかをはっきりとさせておいて慎重に回答するようにしましょう。
購入希望者側はできるだけ安く買いたいわけですから、法外な値引きを要求してくる場合もあります。
その際には、できる限り値引き幅を最小限にするために、例えば10万円しか値引きは受けられないというように、提示する数値は少ない金額で交渉してみましょう。
もし、購入希望者に購入の意志が強いのであれば、値引き幅を再考して売主側に提示してきます。
そうした交渉を数回繰り返して、売却価格を見出していくようにしましょう。
不動産の値下げ交渉のポイント③:端数を上手く使う
前述した通り、不動産の売買において、値下げ交渉は頻繁に起こります。
その際、使いたいテクニックとしては、端数を上手く使うということです。
例えば、いきなり6980万円で売り出して、6900万円まで値引き交渉に応じるというよりも、7000万円が6920万円になった方が安くなったような気持にならないでしょうか。
こういった数字のテクニックも使いながら、気持ちに余裕を持って値下げ交渉に対応することが重要であると言えます。
不動産の値引き交渉まとめ
1.買主側は、基本的には値下げ交渉をしてくると考えておく。
2.複数の不動産会社に査定をしてもらい、自分の不動産がいくらぐらいで売れそうかを把握しておく。
3.余裕がある場合には、値下げ交渉を考慮して高めに価格を設定して、売りに出す。
4.値下げ交渉のポイントとしては「タイミングを大切にすること」、「値下げ幅を最小限にすること」、「端数を上手く使うこと」などがあげられる。
5.不動産会社と値下げ交渉があった場合にどうするかなど、売り出した後の戦略を一緒に練ることが重要。
いかがでしょうか。
冒頭お話させて頂いた通り、基本的に買主からの値下げ交渉はあると思って、売出価格や最終の売却価格を想定しておくことが重要です。
焦って大幅な値下げをしないためにも、月単位や2か月、3か月単位で売却の戦略を練ることが重要です。
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