不動産売却の残置物撤去とは?

2024年03月15日

不動産売却の際は引き渡しまでに残置物を処分する費用がかかります。
残置物を残したままにするとトラブルに発展する可能性が高いです。
しかし、「なるべく早く売却したい」などの理由で残置物を処分せずに売ってしまいたいという方も少なくありません。
今回は、残置物とはなにか、残すことで起こるトラブルや残置物がある状態で売却する方法について解説します。

 

 

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不動産売却するなら知っておきたい残置物とは

残置物とは、物件に居住していた方が退去時に置いていった私物のことです。
たとえば、家具や家電製品、日用品、エアコンなどの付帯設備も残置物として挙げられます。
これらの残置物は物件の所有者が処分しなければなりません。
ただし、売主になんらかの事情があり、処分が難しい場合には、売買契約書に明記して買主が処分するケースもあります。
不動産売却を考えているなら、残置物の処分が必要なことを理解しておきましょう。

 

不動産売却時に残置物を残すと起こるトラブル

不動産売却時に残置物を残すと生じるトラブルで多いのが、なんらかの事情があり残置物を処分できないというトラブルです。
たとえば、怪我や病気によって残置物を処分できない場合などが挙げられます。
そのような場合には、買主側に相談して費用を負担してもらうように依頼しましょう。
物件の売却価格を下げることで負担してもらうなど交渉により負担してもらえる可能性があります。
また、エアコンの取り扱いでもトラブルになるケースもあります。
良かれと思ってエアコンを残した際に買主側はエアコンを購入しており、必要ないというケースです。
買主が不要なエアコンの処分費用を負担する事態になってしまいます。
そのような事態を防ぐためにも、エアコンを残す場合には買主側に必要かどうかを確認しましょう。

 

残置物を残したまま不動産売却する方法

 

残置物を残したまま不動産売却する方法とは、不動産会社による買取です。
対応は不動産会社によって異なりますが、不動産会社は残置物の処理業者とも取引しているケースがあり、残置物を処分してくれます。
また、不動産会社は買い取った物件を再販するため、エアコンや照明などの残置物は設置しておいたほうが高く売却できる可能性があります。
上記のような理由から買取の場合は残置物を残した状態でも売却することが可能です。
ただし、残置物の処理にかかる費用が買取価格に反映されるので、残置物がない場合よりは売却価格が低くなります。
このようなデメリットがあることも理解しておきましょう。

 

まとめ

今回は残置物とはなにか、残すことで起こるトラブルや残置物がある状態で売却する方法について解説しました。
不動産売却する際は売主が残置物を処分する必要があります。
残置物が処分されていないとトラブルが起きる可能性があるためです。
しかし、不動産会社の買取は残置物が残っていても売却できる可能性があります。
弊社、株式会社としぶん ガマホームでは、京都府亀岡市を中心とした不動産情報をご紹介しております。
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