不動産査定の7つのポイントの解説♪
2024年01月11日
不動産査定はどこを見る?7つのポイントと売却で損をしないコツとは
不動産をより高く査定してもらいたいと考えていませんか?査定結果に影響するポイントを知っていると、それだけで査定を有利に進められる可能性があります。
そこで、本記事では不動産を高く売りたい方向けに、査定時に見られる7つのポイントを徹底解説していきます。
ポイントを抑えて、査定額を高くするためにできる対策を考えましょう!
また、合わせて売却で損をしないコツもご紹介するので、これから不動産の売却を控えている方は参考にしてください。
不動産査定ではその物件の立地や状態といったポイントで売却金額が変わります。
その査定ポイントを把握することで、どれほどの価値があるのか知れるだけでなく、場合によっては査定前の対策をすることも可能になるのです。
以下7つのポイントを、査定を受ける前に把握しておきましょう。
■不動産の立地
■立地の状態
■建物の築年数
■建物の間取り
■建物の設備と劣化具合
■建物の施工や販売をした会社のブランド
■マンションの管理の状況
条件が良ければ良いほど、不動産業者の査定額は高くなることが考えられます。
それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
不動産の立地
不動産査定で見られるポイントとして最初に挙げられるのは不動産の立地です。例えば、閑静な住宅地であることはもちろん、駅やバス停、スーパー、市役所などといった、生活に必要な周辺施設へのアクセスが良いかが注目されます。
また、日当たりや風通しの良さも査定に影響するでしょう。風通しの悪い不動産であると湿気でカビが繫殖しやすいため、不衛生な印象を与えてしまいます。不動産の立地を考える際には周辺環境という外的要因、物件内の環境という内的要因という2点が査定に響くということを銘記しておきましょう。
土地の状態
売却したい不動産が土地もしくは土地付きの建物の場合はその土地の状態も注視されます。土地が扱いやすい形なのかということが査定に関係するでしょう。良い評価を受けやすいのは正方形の土地や、広くて活用しやすい土地です。対していびつな形であったり、間口が狭い土地であったりする場合には、査定額が下がりやすい傾向にあります。
また、地中に障害物があると撤去工事を行う必要が出てきてしまうため、査定ではマイナスになってしまうことが考えられます。広くて扱いやすく、地盤改良の必要がない土地であれば、査定額も高くなるでしょう。
建物の築年数
戸建てやマンションなら建物の築年数も査定で見られるポイントです。
一般的に建物は築年数が古ければ古いほど資産価値が下がってしまいます。
家の建材グレードによっても違いがありますが、築10~20年ほどで資産価値が下がってしまうという傾向は、全ての家屋に当てはまります。また、築20年を超えてくると住宅ローン減税が受けられなくなるため、買主が魅力を感じづらい物件となってしまうでしょう。
築年数は査定額に大きな影響を及ぼします。
査定額をできるだけ高くしたいと思うのであれば、売却を思い立ったときにすぐ行動するようにしましょう。
建物の間取り
査定では、生活がしやすい間取りになっているのかという部分も見られるポイントです。
特に、生活動線が整った間取りは時代に関係なく好まれます。
流行りの間取りを加味して評価が行われることもありますが、合理性を求めて設計された間取りの物件は、旬に左右されることなく高い評価を期待できるでしょう。
また、部屋が多ければ多いほど評価がアップするというわけではありません。
実際に生活しやすい作りであるかが重視されるという点を覚えておくと良いでしょう。
建物の設備と劣化具合
買主がリフォームを行う前提の建物ではない限り、建物の設備も重視されるポイントになります。
水回りや冷暖房の設備、太陽光パネルなどは良い一例です。
キッチンやお風呂、洗面所、トイレなどが綺麗で劣化が少ないという点も、評価額に影響します。
立地が悪い物件であっても、設備多さや、状態の良さによって評価が上がることを期待できるでしょう。
建物の施工や販売をした会社のブランド
そもそも建物の施工や販売をした会社に信頼性があるのかも査定において影響を及ぼします。
なぜなら、不動産業者としても物件の不具合を避けるためには、信頼できる施工会社が手掛けたものを買主に繋げたいと考えるからです。さらに評判の良い販売会社であるならば、不具合に見舞われたときの補償体制も十分に整備されていることが多い傾向にあります。
もちろん建物に不具合がないことが好ましいですが、万が一の際の対応を含めて施工・販売した会社の信頼性は査定に関わると考えておくと良いでしょう。
マンションの管理の状況
マンションなどの場合は共有部分の管理状況も重要です。
例えば管理人がおり、メンテナンスが十分に行われているマンションは綺麗で痛みも少ない傾向にあります。
さらにゴミ置き場なども手入れが行き届いている方が良いでしょう。
共有部分が綺麗であることは周辺環境の良さ、敷いては治安維持の観点からも査定で重視されるからです。
また、マンションの外装も影響が大きいといえます。
外装の痛みはマンションの見た目イメージを左右するだけでなく、安全性からも補修が必要な部分です。
マンションの査定では、外側と内側に管理の程度を評価されることを念頭に置いておきましょう。
不動産査定の5つのコツで損のない売却を
不動産査定を受けた後、売却で損をしないためには以下の5つのコツが重要です。
■不動産査定は複数社で受ける
■データではわからない不動産の良さをアピール
■不動産査定の結果だけで売却の依頼先を決めない
■不動産査定を受ける前にリフォームをしない
■不動産を売却するタイミングを計る
まずは各項目を確認して、失敗しない売却をするためのコツを身につけましょう。
不動産査定は複数社で受ける
不動産売却では複数社の査定を受けることが大切です。
査定結果は不動産会社によってばらつきがあるため、一社だけでは適正な価格を把握することができません。
複数社の査定結果を比較することで、価値に見合った額を知ることができ、さらには市場相場も知ることができるのです。
また、複数社に見積もりを依頼すると、各社担当者の対応を比較することもできます。
一括査定サイトを利用すると、簡単に依頼を出すことができます。
査定後の対応は丁寧で、強引な勧誘がないかをよく見極めましょう。
データではわからない不動産の良さをアピール
査定額を上げるためにはデータでは分からない価値を担当者に伝えることも必要です。
不動産査定では客観的なデータだけでなく、実際に住んでみてメリットを感じられる部分も重要になります。
例えば利便性の高さや環境の良さ、建物からの見晴らしの素晴らしさなどは住んでいる方だけが知りえる情報です。
実際に不動産に住んでいて感じた価値をメモしておき、担当者にアピールするようにしましょう。
不動産査定の結果だけで売却の依頼先を決めない
不動産査定の結果だけで売却する依頼先を決めないことも失敗しないポイントです。
何故なら、契約のために高額な査定額を提示している会社もあるからです。
そのような不動産会社を選んでしまった場合は内容が伴わず、想定より安く売却することになる可能性があります。
そのため、査定結果だけで判断するのではなく担当者と話して根拠を聞き、実際に信頼できるのかを確認することをおすすめします。失敗しないためにも価格はさておき、冷静に見極めることが大事です。
不動産査定を受ける前にリフォームをしない
不動産査定額を高くしたいと思ってもリフォームをすることは避けましょう。
何故ならそのリフォームに掛けた費用を売却価格に上乗せできる保証はないためです。
通常、不動産の売却で建物の価値を底上げするために補修や修繕を行うことは一般的です。
あくまでも古くなったり故障した部分を直すためなので、不動産の状態が良くなれば評価もプラスとなることが考えられます。
しかし、リフォームはあくまでも不具合がない場所の見栄えを良くするために行うため、それが価値を上げることに繋がるとは限らないのです。もし上乗せできたとしても高すぎて売却が難しくなったり、そもそも買主はリノベーションをする前提で不動産を探している場合も多いために買主が見つからない可能性もあります。
そのことからも売却のためだけにリフォームすることはおすすめできません。
査定前の準備としては掃除や整理整頓、簡単な補修・修繕に留めておくことが懸命といえるでしょう。
不動産を売却するタイミングを計る
不動産では需要が高まる時期など売却に適したタイミングがあるため、それを見極めることも大切です。
実際に不動産売却でおすすめのタイミングは以下が挙げられます。
■1~3月の引っ越し・新生活シーズン
■地価が上昇している
■築年数による価格変動前
このように引っ越しシーズンや土地の価格上昇を狙ったタイミングで売却することがおすすめです。
しかし、同時に不動産物件の場合は築年数によっては資産価値が低くなってしまうこともあるため、価格が下がりきってしまう前に決断することも必要です。築年数などの期限を念頭に置きつつ、時期を見極めて売却するようにしましょう。
弊社では上記で述べたポイントやコツをお客様にお伝えし、売主様に一番良い売却方法を提案できるようにしております。
それぞれに合った売却方法で不動産を売却して参りましょう。
何かお困りのことございましたらお気軽にお申し付けくださいませ。
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